2007/10/18 (Thu) 公開レッスン

国際音楽セミナーでの公開レッスン。
私の受講曲は、ラフマニノフの「楽興の時（Moments Musicaux)」から。
この曲ってある程度指が回らないと様にならないから、
必死こいて弾いてたんだけど、そうしたら忘れちゃうんだな。
「弾いたらあかん」（喉飴のコマーシャルじゃないけど）を。
弾くことばかリに気をとられて、奏でることを忘れちゃう。

講師の先生、ロシアの方で、ネイガウスの孫弟子なのだが、
ラフマニノフの研究でも名高いのだそうだ。
「ラフマニノフはｆがいっぱいついてるけど、それに惑わされてはいけない」
「変に作ろうとしないで、自然に」
自然にっていうのは、血の問題もあるんじゃないっすかねぇ。
先生がおっしゃってるようにすると、
楽譜に書いてある強弱記号をかなり無視した弾き方だもん。
楽譜に書いてあるようにしようとすると、かなり弾きにくい。
それを苦労して作ったのに･･･
そう弾いてもええんかいな、でした。

↓の画像は、レッスンの様子です。
左の女性の方は、通訳の森松皓子（もりまつあきこ）さん。
本当にお世話になりました。
あ、弾いてるのは私じゃありませんからね。