2006/06/17 (Sat) フィガロ Ｖｏｌ．１２

もう、言葉にできないほど疲れた。
そして、自己嫌悪。
今でも思い返すと、情けなくて涙が出てくる。
こういうことって思い出したくないのだが、
そういうことに限って何度も頭に浮かんでくるもの。
あ〜あ。

今回のマエストロ、爆発することでも有名なのだが、
その第1回目の噴火の口火を、私が切ってしまったのだ。

冷静に考えてみると、たいしたことでないのでは、と思う。
普段の練習だったら、一つ確認すれば、
それで済んでしまうことだと思う。
衣裳合わせ・かつら合わせも同時進行で進んでいて、
キャストの出入りなどもあり、
それがタイミング悪かった、というのも確かにある。
マエストロも、「あんたのせいじゃない」と仰ってくれた。
「悪かったね、気にしないで」とも仰った。
でも、私がマエストロ流の稽古の仕方に慣れてなくって、
（すっかり副指揮さん流の稽古に反応の仕方が馴染んでしまっていた）
もたもたしていたのは確かだし、
口火をきってしまった、というのも確か。

ううう・・・・
気も、体も、重い。
自分なりに、自分ができることを頑張るしかないって
わかってるんだけど。
でも、やっぱり、重いなぁ。
稽古場に行きたくない・・・