2006/04/23 (Sun) フィガロ Ｖｏｌ．４

朝からフィガロの稽古。
演出家の先生がいらっしゃる。
今日から立ちに入るわけだ。
細かな演出は置いといて、ラフプランのような演出を
付けていくことを「荒立ち」という。
これからしばらく荒立ちの稽古が続く。

私はこの荒立ちの稽古が好きだ。
どうしてかって言うと――
立ちは同じ場面を何度か繰り返しながら進んでいく。
歌い手がやってみて、直しが入り、確認して。
この繰り返しのなかで、
指揮と上手く意思疎通ができなかったところ、
音楽的に上手く弾けなかったところを
確認しながら練習できるから。

午前中で他のピアニストとバトンタッチ、
稽古を上がらせてもらって家にすっ飛んで帰る。
病院から一時帰宅した姑をまた病院に送り届ける。
病院のお風呂はいやなんだそうな。
我が侭・・・でもお風呂に入りに帰りたいと思うだけ
元気なんだから、よしとするか。

で、その後、合唱団の本番。
ある会合の、講演会と懇親会の間をつなぐ
まぁ、アトラクションみたいなものなんだけど。
ギャラが貰えるんだよー。
団員のみなさん、その意味、わかってますかぁー？
遅れてやって来た、音楽を職業としてる人が
一番わかってないかも。あ〜あ。
本番前に付け焼刃的練習。
前々から言っているのに、「ここの音、取れません」とかね。
他力本願過ぎる人、若干名。
何事にしろ、若干の努力をするから、
本当に楽しめるようになると思うんだけどね。
気の弱い（!?）私は、ここでカキコして憂さを晴らす？

しかし、ダブルヘッダーは、かかる時間は同じでも
シングルよりくたびれるよー。