2010/08/27 (Fri) ロビーコンサート

室内楽のユニットで、ロビーコンサートの本番。
シューマンのピアノ五重奏とポピュラー曲、それに弦四でモーツァルトのディベルティメントのプログラム。
場所柄、現地でのＧＰはなし。音出しもなし。チューニングだけというちょっとキビシイ条件。
どういう調律師さんに入ってもらっているのかわからないが（さほど気になるような音の狂いはなかった）、打鍵した後鍵盤が波打ってるんだな。
戻ってきても上下運動が収まらない。
こういうのでダブルの連続なんて、とてもやりにくい。
案の定、すっぽり抜け落ちてしまった･･･（涙）

目からうろこ的だったのは、「その曲に対して自分なりの解釈がある程度できて、自分のパートの果たすべき役割が理解できると、他のパートが聞こえる」ということ。
「聞こう」と努力してもなかなか聞こえなかったのが、ある日突然聞こえる。
何を今更、と言われそうだが、この日初めて聞こえた部分もあって。
弦の鳴りの中にピアノの音があるのが実感できた五重奏でした。