2010/01/08 (Fri) ゆで卵と煮卵

我が家のリビングの暖はもっぱら石油ストーブ。
煮炊きができるのが主婦として有難い。
加湿器代わりにやかんをのせているが、お湯を沸かすだけでは能がないと、
ストーブが出ている間はせっせと煮物を作る。
大根とかね。
ゆで卵とか、相性はばっちりなんだけど、私はゆで卵があまり好きではない。
なもんで、作る回数は少なかった。

お正月休みに久しぶりに本を読んだ。
私の好きな宮部みゆき。
彼女の作品の、時代劇のジャンルがお気に入りなのである。
シャーロック・ホームズに古き（よき？）時代のロンドンを想像して楽しむ、ということがあるように、私はストーリーもさることながら、彼女の作品から、文明開化以前のそこに住まいする人の生活、たくましさを楽しんでいるのだ。
なんて言うと、懐古趣味で年寄りの証拠かな？
今回読んだのは「ひぐらし」
ストーリーは置いておいて、その中に煮売りやのお徳さんなる登場人物がいる。
「お徳さんの煮卵はうまい」のだそうで、それを読んで私も作ってみようと思い立った。

どの位ストーブの上に放置すれば「中まで醤油の色が染み込んだ」状態になるのか、実験。
いやー、美味いっすね、煮卵は。
放置するだけだから、私にも出来る。
ストーブのどの位置に鍋を置くかさえ気をつければ。
しばらくマイブームになりそう。
あ、画像を撮る前に全部食べちゃった･･･