2008/02/18 (Mon) 愚息の受験顛末記

まったく、どこで育て方を間違えたか、親の子だからしょうがないのか。
ここまで阿呆だとは思ってもなかった。

随分前に、入試要綱を見せろといったところ
「ない」
と、にべもなく言われ。
しょうがないんで、親の務めの点のみ聞いた。
お弁当は？
―いらない。
何時に送って行くの？
―８時集合。
じゃ、迎えは？
―12時。

朝送っていって、別れ際、
「じゃ、12時にこの辺で」と落ち合う場所を決めて。
で。
12時に間に合うように行っても、姿が見えない。
乗り入れ禁止かと思っていた学校の駐車場に父兄らしき車が入って行ってる。
なんだ、駐車場が使えるんじゃん、と車を停めて。
でも、落ち合う場所と違うから行き違いになったらいやだから、
校門付近で待機。出てきたところを捕まえようという作戦。
しかーし。
待てど暮らせど出てこない。
１時20分頃、ふと出てこられた受験校の先生らしき方が
「ご苦労様です。今昼食休憩にはいってますので。
　受験番号何番ですか」
う”。知らない…。受験票、見せられなかったもんね。
「２百何番か、だったと思うんですけど…」（でまかせ）
「１時40分から再開ですから、200番台の前半なら、２時過ぎ、ですかね」
と親切にも教えてくれた。

馬鹿息子め。
なーにが12時だ！
12時って聞いたから、レッスンを２時にしてもらってたのに。
あわててレッスンに来る方に連絡するが、すでに家を出られたとのこと。
もーう、知らない。
歩いて帰って来い、と学校を後にする。
６km位だから、歩いて歩けない距離じゃないでしょ。

遅くに帰ってきた亭主に話すと、
「周りがお弁当食べてる中で、飲まず食わず、だったんか。
　間違って受かってる、なんてことはないかね」
という。
「自分の受験の要綱も読み解けないようなヤツが、受かってるはずがない」
とけんもほろろに断言する私。

１時間20分も外に立たせといて、風邪引いたらお前のせいだからね。
少しは懲りてくれないかなぁ、馬鹿息子よ。