2007/12/18 (Tue) コンサート余波

一昨日、何とか無事に（？）終わったコンサートなのだが、
私が留守をしている間に、一騒ぎあったのだ。

どうしてもうちに帰りたい、と入院中の姑がダダをこねたらしい。
主治医の先生が
「そんなに言うのだったら、いいよ」
ということで、一時帰宅となったのだ。
舅は法事で留守をしないといけないし、私もコンサートがあるので、
亭主と、義姉に来てもらって留守番をしててもらった。
が。
いざ帰宅してみると、めまいを起こし、失禁したらしい。
どうも血圧低下で、意識障害のようになったようだ。
「病院に戻る」
といいだしたものの、我が家で車の運転ができるのは私だけ。
（なわけで、車は私名義）
タクシーを呼んでも、そこまで動けないから、
救急車のお世話になったという。

病院に戻った姑は、24時間点滴。
腕からはもう点滴の針が入らない、というので足から点滴。
おむつ着用で、ほんとの寝たきりになってしまった。
以前転院する際に主治医から
「何があってもおかしくないから、覚悟しておいてください」
と申し渡されてはいたものの、こんなに早く
こんな状態になるとは思ってもいなかった。

本人の感覚が鈍くなっているのか、
なかなか入らない注射針を何度も刺されても、顔を歪めるでもなし、
「痛くない？」
と声を掛けても
「痛くない」
という返事が返ってくる。
で、まどろんでいる時間が増えて。
不治の病ゆえ、穏やかにその時が迎えられるというのが
今となっては、一番本人にとっていいことなのかもしれない。
そう思うようにするしかない…か。