2007/11/01 (Thu) 寂しいメール

一昨日のことである。
私が関わっている合唱団の男性団員の方からメールが届いた。
要は体調不良のため退団します、とのことだったのだが、
読んでいて心が寂しくなるのを感じた。
決して心が荒む、といった意味の「寂しく」ではない。
その方ともう会えなくなるのが寂しい、という意味である。
（念のため）

片道２時間ほど掛けていつも練習に通ってくださっていたその方とは、
もう10年以上のお付き合いになるのだそうだ。
言われてみてはじめて「もうそんなにもなったのか」と思う。
５、６年前くらいにしか思ってなかったけど。
お互い、年取るハズですわな。
ジェントルマンでいらしたその方の暖かい笑顔が、もう練習では拝見できなくなるのかと
思うだけで、なんだか切ない思いがする。
合唱団の要となってくださってる方に連絡すると、
彼女のところにもメールが行っていたようで、
「バックボーンの通った良識人で居られましたもの。残念と言うよりは悲しいです。」
とのレス。
同感である。

スピードが身上のＥメール。
でも、今回はすぐにお返事を差し上げられないでいる。
悲しい思いはきっとその方も同じだろうと思うから、
どういう風にお返事すればいいのか、考えがまとまらないから。
少し時間を掛けてお手紙を書いてみようと思ってはいるのだけれど。