2007/07/21 (Sat) コンサートの譜めくり

一昨日大騒ぎして代わってもらったオペラの稽古。
遠いんだな。
高速道路使っても９時前には家を出ないと、
10時音出しに間に合わない。
とか思っていた昨夜12時近く。
愚息がとんでもないことを言い出す。
「おばさん（母=私のことをこう呼ぶ）、明日弁当。
６時２０分に家を出る」
なぬ。。。
中体連の試合か―
そういうことはもっと早く言えよな。

てんで、５時半起きしてから揚げなんぞを作り、おにぎりを作り。
ついでに居残り組みの亭主と娘にもお昼のおにぎり。
合間に洗濯をして（うちの洗濯機、全自動じゃないのだ）
まだ夢の中の居残り組みを残して家を飛び出す。

オペラの稽古は無事に終わり、時間調整と高速代節約をかねて
国道でドライブ。直に夜のコンサート会場へ。

16時入りと言われていたから、２時間ほど休憩できるぞ、と
14時前に、早めに会場に入った。
楽屋に行って荷物をおいて、やれやれ、と思っていると。
なんと！
もうゲストピアニストさんが到着すると言う。
時間が繰り上がって、14時からのリハになったというのだ。
なんで連絡ないんだよー。
言われたとおり16時に入ってたら、意味ないじゃん。
何のために替わってもらったと思ってるんだよー。
もうもう。

リハに参加して正解。
初めての曲だからちゃんと楽譜を見たいのだけれど、
ゲストピアニストさん、視界に私の姿が入るのをすごく嫌う。
まぁ、超絶技巧的な曲だから、わかるけど。
おまけにカットはあるわ、１括弧省略はあるわ、
繰り返しをする曲、しない曲があるわ、楽譜通りに弾かないわ…
私の弱い頭ではついて行けましぇん＠涙
三連休連荘稽古の疲れがまだ取れないところに、早起きしたから、
もうテンション低いったらありゃしない。
休憩中にコンビニへ行ってドリンク剤を買って、無理やりテンションを上げる。
なんとか、大きなミスがなく終わった。
細かいのは、まま。
（タイミングが）「う、早い」と唸らせちゃったりしたけど。
お陰で帰宅した今も神経のクールダウンが出来ない…

このゲストピアニストさんのリハを聞いて。
フレーズの作り方で、色っぽい作り方をすることがあるなって思って、
どうすればそんな風にいくのかな、って考えながら聞いていた。
ところが、本番はその色っぽさがなくなっちゃってたんだな、なぜか。
ホストのピアニストが力で持っていく方だから、それに合わせたのかな？
あと、感心したのは合わせのテクニックと言うか。
上手く言えないんだけど、微妙にずれかかった時、あいまいに入って行って
ポイントで修正しちゃうというか。
テクニックだなぁ。多分。