2007/05/20 (Sun) 夕鶴 Ｖｏｌ．２

昨夜に引き続き、夕鶴のマエストロ稽古。
といっても、弾けない私は逃げの一手。
他のピアニストに「任せた！よろしく！」
というのも、単なる音楽稽古なら何とかなるかも、なのだが、
いかんせん、既に内容に踏み込んでいるマエストロ稽古なので、
楽譜を追うのでいっぱいいっぱいの私が弾くと、
みなさんにご迷惑が、と思ったから。
マエストロのテンポ感とか、少しは楽譜に書き込みできたから
これで練習しなくっちゃ。
来週のお当番は私。
副指揮さん、よろしくお願いします。

稽古の合間での話。
マエストロが私に言う。
「つう」がつるの姿で機を織るシーンがあるのだが、
「ここ、テンポゆれるから、それに合わせてね」
私はてっきり効果音のことかと思って、
「稽古の時にも何かパーカッション持ち込んでやります」
と返事をした。
そころが、その後副指揮さんが私のところにやってきて言うには
「ここ、音じゃなくって、つるの動きの操作を頼みたい、
ということなんですよ」
「へ？？？」
「音（音楽）に合わせて動かさなきゃなんないから、
楽譜が読めてって言う人じゃないと頼めない。
マエストロじきじき、おばばさんのご指名なんで。
よろしく！」
「えぇぇぇ〜！！！　やだー！」

今年１月にレクチャーコンサートで夕鶴をやったのだが、
その打ち上げの席で、会長から意味深に
「おばばさんには夕鶴、別に仕事があるから」
と言われていた謎が解けた。
その時からもう私がつるの張りぼて操作の係と決まってたんかいな。
別のピアニストにこの話をしたら、大笑いされた…

何だか私、ピアニストというより「何でも屋」化してるなぁ…