2007/01/12 (Fri) 賞味期限

シュークリームを作るのに、賞味期限を過ぎた牛乳を使っていたという
ニュースがＴＶで流れていた。
それを見た亭主、「うちじゃ日常茶飯事だ」
確かに。
でもね、商売物を作るのならともかく、自分たちが食べる分には
物にもよるけど、１日位ならどうって事ないと思うんだけど。

一昔前までは、賞味期限なんてものはついてなかった。
物流速度だって、今より遅かったと思うし。
だから、自分の五感を使って判断するしかなかった。
何ともなさそうだけど、少し前に買ったからというものは
火を通す調理法にするとか、工夫したものである。
１日賞味期限が過ぎたからって食べられなくなるものではないと思う。
それを娘は「もう捨てろ」とのたまう。
食べられるものを捨てるっていうことを私は出来ない。
ことに、命そのものに関係してる食材はなおさら。
「もったいない」というだけじゃなく、命をもらって自分が生きてるから
きちんとその命をいただきたい、と思うから。

まだ食べられるものを捨てる、食べ物を残す、と言う行為は
以前の日本なら罪なことであったと思うのだ。
食べ物がまるで機械製品か何かのようにベルトコンベアーで作られるように
なってしまって、「食べ物をつくっている」と言う感覚が
作る人になくなってしまったから、雪印のようなことがおこったのでは、とも思う。

いろいろ思うこともあったけど、我家においては
冷蔵庫の中身をきちんとすることが先かなぁ。