2012/09/16 (Sun) 公演考

知人が出演するからとのお誘いで、某高校のコンサート（定演）を見に行った。
ＯＢも参加するその公演で、ＯＢである彼は超有名オペレッタの某役を歌うから、ということだったのだ。
（某が多くてごめんなさい）

はっきり言って、良くも悪くも部活の延長線上、だった。
高校生でここまでできるの？、というのを期待して行ったんだけどな。
帰りの車を運転しながら、私の所属する団体と、どこが違うのかを考えてしまった。

勿論、プロとアマということがある。
ただ、近年プロとアマの境がはっきりしなくなってきている気はする。
一昔前だったら、お金をとったらプロ、と思っていたんだけど、最近ではママさんコーラスでさえ有料だったりする。
無料で、アマでもこれだけのものが出来るのか、とそのレベルに感心させられるコンサートがある一方で、あんた本当にプロなの？と思うのに不運にもぶつかってしまったりする。
または、悪い意味でプロの演奏（技術はあるんだけど、伝わってくるものがない）だったりすると、欲求不満にもなろうかというもの。

それはさておき、今日私が思ったのは、どれだけ「見せる」ということを意識しているかという点ではないか、と。
要はパフォーマーなわけだからね。
自分が思っていること、意図したことが伝わらないと。
そして、お客様に楽しんでいただかないと。
そんなことを考えた公演でした。