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えっと、それから

お茶汲みおばさんの 猫とピアノと音楽にまつわるひとりごと。猫の様に非常に気まぐれ。試行錯誤のぼちぼち更新。勝手な思いつき仕様。

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アルツハイマー母、ゆっくりとではあるが症状が着実に進行している。
10日程前、いつも母が乗っている自転車がないことに気付いた。
どっかに置き忘れたのだろうと、普段母が出向くスーパーとか勝手に見て回ったのだが、ない。
本人が困ったら、何か言ってくるだろうと放置していた。
1週間も経った頃、おずおずと言って来た。
何でも、駅前に行って置き場所がわからなくなり、タクシーで帰って来たと言う。
しょうがないので、本人がここに置いたという駐輪場に行き、探せど見当たらず。
管理事務所に行き、こういう訳でと説明、該当するものがあれば連絡してもらえるよう依頼。
それから、すぐそばにある交番へ。
本人が止めたという場所の記憶が間違ってるかもしれないから、撤去自転車の担当部署の連絡先を教えてもらい、電話するも該当なし。
自転車に鍵を掛けたというのは、本人が鍵を持っているから間違いない。
かつての行動の記憶とか、こうすればよかったとか思ったことの記憶とかが、本人の中でごっちゃになっていることが多いから、今回もここに止めたと言い張っている記憶が間違っている可能性が高い。
とんでもないところで見つかるのかも。

83才8ヶ月という年齢と、歩き方とかの運動面を見ていると、自転車に乗ることもそろそろおしまいにした方がいいのではないかと思うのだが、本人は自転車がないとスーパーに行ったときに困るという。
自転車が必要なら一緒に行くから、買いに行く時声を掛けて、と言ったのだが。
探しに行った翌日、私の自転車のサドルが下げられ、妙な赤い紐で籠が飾られていた。
もう、勝手に人のものを横取りしないでよ~! 私だって乗るんだから。
というわけで、母の新車を買いに近所の自転車屋さんにつれ出す。
パッと見てすぐわかるようにと、真っ白の自転車を買う。
自動点灯装置付き。
はてさて、これが自分の自転車だと記憶定着できるかどうか。
微妙。


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我が子が生まれたころには、フィルムの写真しかなかったから、写真を撮って写真屋さんに現像してもらって、焼き増し注文して~という具合だった。
現像取次のサービスが出来て、出来上がるまでの時間も短くなって、買い物の間にプリントできますなんていうお店がスーパーに併設されたりして、子供たちが小学校時代にはよく利用していた。
使い捨てカメラなんて言うのも流行ったし。
故樹木希林さんのコマーシャルもあったよね。
デジカメ時代になって、すぐに見られるようになって、そのままコンビニに行けばプリントもできる。
食事会などで記念写真を最初に撮り、帰り際にプリントした写真を手渡し、なんてこともやったし。
今やスマホ。
娘曰く「旦那のお母さんからの画像くれくれ攻撃が激しいので、孫アルバムつくった」
画像を共有できるサイトでんな。
なんでも、旦那のお母様が孫画像見たさにスマホにしたとか。
娘夫婦は、せっせと孫の写真&動画をアップロードしてくれる。
アルバムを作るのだって、はさみとペンから、PC画面になったし。
それが、電気代だけのほぼタダでできる。
便利な世の中になったもんだ。
なんていうと、なんかすごく年より臭い気もするが。
生まれたばかりの頃の娘の写真が入ったアルバムを引っ張り出して、孫と見比べながら、つくづく思った次第でした。
朝、年明け早々が出産予定日だった娘から、メール。
「これから入院する」
お、いよいよですか。でも、初産だから生まれるのは夜かな。下手すりゃ明け方か。
などと思ってたら、案の定。
21:21、3,120gの男の子だそうで。
とうとうババになっちゃいました。

アルツハイマー母の、月に1度の受診日。
時間になって母の部屋に行くと、もぬけの殻。
あー、また一人で行っちゃったか。
前回も一人で行こうとして、先生に家族の方と来てくださいと言われたばっかなのに。
しょうがなく追っかける。

この病気の初期で、一番やっかいなのは、本人はちゃんとやれていると思うところ。
単なる「ひどい物忘れ」だけならまだしも、判断力やそれに基づく行動に影響がでる。
困ったから誰かに助けを求めようとか、やり方がわからないから聞こうとかという判断ができない。
私が見て不都合だろうなと思う事でも、本人は困っていない。
だから、「ちゃんとできてる」「余計なお世話」となる訳で。
行動・判断は、知識・経験の「記憶」から成り立つものなんだということを実感。
現状の母は、小学生レベルの判断力。
叱っても諭しても、忘れちゃうから、効果なし。
今のところは、対処療法的にこちらが見守るしかなすすべはない。

徒歩5分の医院は、マスク姿の人がわんさか。
風邪もインフルエンザも流行って来てるようで。
そういう私も昨日から風邪っぽい。
コンサートのお誘いを受けてたのだけれど、不義理をして体力温存を図ってました。
ごめんね、Kさん。私に風邪をうつした不届きな輩を恨んで。
8月も終わりですねぇ。
お盆過ぎ、涼しくなったから秋がと期待したけど、甘かった。
娘夫婦が来てたので、温泉に行って来ました。
宿はダム湖の湖畔で、遊歩道もあり。
まったりしてるその他を置いといて、一人散策。
小さい秋見つけた。


テディベアのような娘の体形。
現在妊娠6カ月。
年明けには、ハンドルネーム通りのおばばになる予定です。
前回「日経ビジネス」のオンライン版で連載されていた松浦晋也さんの「母さん、ごめん。」をお勧めしたのだが、実はそれに先駆けてむさぼり読んでいたものがあった。
現代ビジネスweb版で連載されていた鈴木大介さんの「されど愛しきお妻様 『大人の発達障害』の妻と『脳が壊れた』僕の18年間」というのと、その前作である「脳が壊れた」。
鈴木さんは脳梗塞で高次機能障害を発症されて、リハビリの末に現場復帰したルポライターさんなのだが、「脳が壊れた」らこういう風になるのかというのが、赤裸々にわかりやすく、かつ読みやすい文章で書かれていて、気が付いたら過去記事までさかのぼって読破していた、という代物。
さすがルポライターさん。
ちょうどアルツハイマー母を引き取るので、いろいろ情報を求めていた時期だった。
発達障害というのは言葉ではわかっていたが、私の知識は発達障害という言葉がメジャーのなる前のものだったから、その点でもとても興味深かった。
私が教職にいた当時は、発達遅滞、精神薄弱という区分けしかなかったから。
要は、昔の言葉でいう知恵遅れ。
発達障害というのはそれとはジャンルが違う。
ネタばれしないようにこれ以上は書かないが、この連載を読んで、私が母にできることは、環境整備しかないと思うようになった。
母のやり方では上手くいかないことが多々ある。
しかし、やり方を変えるというのは、新たにそれを記憶していくことである。
記憶することに障害がある者に新たなことを覚えろというのは酷だし、そもそも無理である。
こちらとしても、またーってなったら、それもストレスになるし。
なので、母のやり方でやっても私が困らないように環境を整えることが必要なんじゃないかな、と。
日曜大工で作った窓枠の網戸も、網戸のない側を開けられても困らないように無い知恵を絞った結果。
困るのは私であって、母ではないのだから。
困る側が知恵を出して対処していくほかない。

なぜ今頃この記事を話題にしたかというと、鈴木さんの新連載が始まったからである。
「『発達障害の妻』を持つ夫が『共稼ぎ夫婦』を見ても羨ましくない」というタイトルでの第3弾。
みんながこの鈴木さんの著書を読まれたら、発達障害と言われる方とか診断が出ていなくてもそれっぽい方への見方や対処の仕方が変わって来るのじゃないかなと思うし、そうすることが今の世の中に必要な事ではないかとも思う。
ご興味のある方、検索してみてください。
前作2作は書籍にもなっているようです。


ご無沙汰してます。
放置しっぱなしも甚だしい限り。
酷暑にすでに夏バテ気味です。

うちのアルツハイマー母に関して、諸手続きをしてました。
まず地域包括センターに電話をしたところ、介護保険の申請をした方が良いとのことで、電話の次の日には相談員の方が訪問下さり、母と面接。
翌週には市の担当職員の方の訪問があり、ケアマネージャーが決まり、デイケアの体験をし。
送られてきた介護保険証は「支援」をすっ飛ばし「要介護1」
介護保険申請に添付する担当医師の書類には、長谷川式で19点という表記。
立派な認知症入門である。
先週、デイケアサービスの施設と契約をし、週2日お世話になることになった。
意外と(失礼)迅速な行政対応だったとちょっとびっくり。

身体的には自立なのでそっちの問題はまだないのだが、一番の問題は本人が困ったことになっていると自覚できないこと。
判断能力が小学生並み。
昔から「その場を取り繕う」ことに長けた人だったので、何が本当のことかがすぐにわからない。
状況証拠とか話の矛盾とかから、いずれはわかることなんだけどね。
私にとって、今のところ「本当のことを告げられないこと」が一番のストレスかな。

「日経ビジネス」のオンライン版で連載されていた松浦晋也さんの「母さん、ごめん。」
「 50代独身男の介護奮闘記」という副題がついて、書籍になっていますが。
母の手続きと施設見学のお伴をしながら、オンライン版を読んでました。
親のいる人は読んでおくべき本だと思いました。
その後、松浦さんの編集者さんの追記事もあり、併せて読むといいですよ。


我が家のアルツハイマー母。
こちらに連れて来る前に、金融機関関係の手続きは終わったと思っていたのに。
「このお金、何とかせんといかん」と、地方銀行の通帳をどこからともなく出してくる。
ぅをい! 
というので、母を連れて田舎に帰る。
まったく、平日じゃないと用をなさないんだから、大変なんだよー。
わかってくれろ~。
ついでに実家によって、そのまんまになっていた食料品を廃棄。
残っていた物で母が使いそうなものを聞いては、段ボールに詰め、宅急便で発送。
最初はいちいち要不要を聞いてたんだけど、聞いているうちに要不要を判断するのではなく、詰め込むことが彼女の目的にすり替わっていっちゃったので、適当に口実を作り作業から外す。
それでも、段ボールが7箱!
彼女に整理できるだろうか? むむむ。
帰り道の車中で、母曰く
「金庫、開けんかった」
なにっ! そんなものがあったのかい! 中には何が入ってるのか?
「確か、現金やと思う」
いくらぐらい入っているのかと尋ねたら
「さぁ?」
あ”~、また行かなきゃならない。。。
6月は仕事が山盛りなんだから、今度は夏だな。

まだら呆け母、MRIの検査結果、アルツハイマー型認知症ということで。
認知症の度合いはまだまだ軽微なので、自分のことは自分でとりあえずできる。
かかりつけ医で薬を処方してもらい。
この程度で進行を押さえられれば、しめたもんなんだけど。
体の衰えと頭の衰えと、どっちが先かなぁ。。。
先週末、実家に帰ってました。
金融機関の手続きやら、役所関係やら。
地方銀行がメインバンクになっているので、引っ越しするとそれだと不便からね。
まだら呆け母、自分の財産がどうなっているか把握してないもんで、銀行に本人連れて行って説明を受ける。
今のご時世、本人じゃないとこういう個人情報は教えてくれないからね。
結果、あ~あという事態に。
自分じゃわからないのに、お付き合いのある銀行員に勧められたとかでNISAなんかやっていたので、あと2回、銀行に手続に行かないといけないことが判明。
むむむ。。。

いいお天気だったので、そんなまだら母を連れて、母の生まれた場所にドライブ。
すーっっっごく田舎。山の中の峠を二つばっか超えた集落。
もう来ることもないだろうからね。
ナビを頼りに初めて行った。
川を流れる水は凄くきれいなんだけど。
そこにある天然記念物、「虫食い岩」。
石碑の漢字が「蟲喰巖」ってなってて、時代を感じる。


近くによるとこんな感じ。


先日見た、紀伊半島の成り立ちのNHK番組を思い出す。
風化の後なんだろうけど。ちょいキモ、である。

カウンター

プロフィール

Author:お茶汲みおばば。
能天気なマジメ人間。    
ピアノは一応職業としてます。
趣味でヴァイオリンも弾きます。

にゃんこプロフ

我家の猫軍団です。

はな_001.jpg
その1 「はな」♀です。
H.13年9月生~R元年10月30日没
祖母がチンチラゴールド、母はそのMIX
父は?
好物:ちくわ マグロの刺身 焼き魚
嫌いなもの:掃除機
特技:人間が何か食べてるのを察知すること



その2 「たま」♂です。
H.14.2.20生~H.31.3.31没
一応血統書つき(シャーデッドシルバー)
血統書上の名前は「Bach(バッハ)」などというご大層なのが付いてはいるが・・
好物:開けたての猫缶
嫌いなもの:シャンプーされること
特技:人間の隙を突いて脱走すること


08.10.9
その3 「くろ」♀です。
H.20年6月?生まれ 
母はサバトラ、父は?
小梅さんちから養女に来ました
好物:人間が食べるもの
嫌いなもの:毛を梳かされること
特技:かくれんぼ


その4「みい」
欠員



その5 「千代」♀です。
H.24年5月?生まれ 
梯子消防車で保護されて、成り行きで猫軍団に入隊
好物:きゅうりの糠漬 昆布の佃煮
嫌いなもの:知らない人
特技:網戸登り 虫捕り


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